漱石の思い出 (文春文庫)
”実家に帰れ”、”離縁する”。腹立ち紛れに時に暴力をふるう夫と、静かにしかし頑固に居直る妻。漱石にとって鏡子夫人は、憎らしくも頼もしい、肝っ玉かあさんだったのかな。出て行けと叫びながら、7人もこども......
漱石文明論集 (岩波文庫)
実は小説よりも好きかもしれない。特に好きなのは明治三十四年三月二十一日の日記。「未来は如何あるべきか。自ら得意になる勿れ。自ら棄る勿れ。黙々として牛の如くせよ。孜々として鶏の如くせよ。内を虚にして大......
永井荷風ひとり暮し (朝日文庫)
荷風ファンの書いた、作品論でも人物論でもない、荷風のエピソード集である。どれも荷風ファンなら知っていることではあるけれども、著者の文章は再び楽しませてくれる。...
マルクスその可能性の中心 (講談社学術文庫)
この本はマルクス主義の本でもなければ、マルクスの考えを好意的に解釈しようという試論でもない。あくまでマルクスの「可能性」を検討したものであって、柄谷はマルクスのいまだ「思惟されていない」部分を読み取......
学生と読む『三四郎』 (新潮選書)
《成城大学という場で、ある教授が学生たちに文学を教える行為をめぐる詳細な記述》を読むことを通じて、読者は「文学を学ぶことの意味」もっと言えば「人生を生きる意味」について深く向き合わざるを得ない構造......
漱石と三人の読者
漱石が「顔のはっきり見える読者」、「何となく顔の見える存在としての読者」、「顔のないのっぺりとした存在としての読者」という「三人の読者」を区別し、各々に異なる読みが可能となるように書いたという仮定......
文豪ナビ 夏目漱石 (新潮文庫)
やまだかって、このような解説本は日本にはなかったのではないだろうか。私の中・高校生時代にこのような解説本があれば、もう少し国語の時間が面白くなっていたかもしれない。漱石は、日本人であればなんらかの......
漱石・子規往復書簡集 (岩波文庫)
E-mailが普及して、年賀状以外は手紙を書かなかった人も、声ではなく文で互いのことを伝え合うのが増えてきましたね。便利ですよね。でも、「会いたい。でもなかなか会えない人」とは電話・メールが無いころ......
永井荷風 ひとり暮らしの贅沢 (とんぼの本)
まるで月刊のように、より正確なら季刊のように続々と発売される永井荷風本の最新刊、長いファンには既知の事柄ばかりですが、甥で養子となった近親者による本であることが高ポイントでしょう、
浅草、市川、隅......
『こころ』大人になれなかった先生 (理想の教室)
この本で展開される論理は即ち、先生は親殺しできなかった→大人になれなかったということだけです。フロイト的に解釈すれば確かにそうだが、そんな解釈をすることに一体どんな意味があるのでしょうか?先生が「子......
漱石を読みなおす (ちくま新書)
シンプルな漱石についての本です。新書ということもあってか特に目新
しい発見はないです。
歴史学的観点から考察しているのが特徴です。その点もあってよくわか
らない所も多いです。
テクスト論に興味......
エレクトラ―中上健次の生涯
私自身の中上健次との出会いは「地の果て 至上の時」。
そこからさかのぼって作品を読んで行く方向と、
作品をリアルタイムで読んでいく方向との2方向で付き合ってきた。
作品世界の豊饒さと読み解く順の交錯......
夏目漱石を読む
講演を文章化した本なのですらすら読め、初期の猫から絶筆の明暗まで順を追って述べられているので、漱石文学の大まかな流れが把握できるわかりやすい構成になっている。特に新しい読み方が提示されているわけで......
文豪ナビ 谷崎潤一郎 (新潮文庫)
作品や作者との出会いというのはほんとに不思議なものです。そこには読み手と書き手の相性だけではなく、読者にとってのタイミングというものが決定的に重要になります。私にとっての谷崎もそのような存在です。そ......
花は桜、魚は鯛―祖父谷崎潤一郎の思い出 (中公文庫)
複雑な血縁関係の狭間で暮らした谷崎氏が義理の孫・渡辺たをりさんの、谷崎氏にまつわる食の思い出を中心に綴られたエッセイです。谷崎氏が亡くなった時点で著者は中学1年生、内容自体は本人の記憶というよりは、......
谷崎潤一郎伝―堂々たる人生
まえがきによれば、まず谷崎の79年の生涯の詳細な年表が作成され、本書はそれに基づいて書かれている。一冊まるごとが谷崎年表と言ってもいい。小谷野氏は、谷崎の場合、似たり寄ったりになりがちな作品論を盛......
落花流水―谷崎潤一郎と祖父関雪の思い出
巻頭の献辞…「千萬子」という名前を私につけてくれた祖父橋本関雪と十五年の間深い愛で私を見守ってくれた義父谷崎潤一郎にこの本を捧げます
著者は谷崎と血のつながりはない。松子夫人の子清治の妻である。......
谷崎潤一郎 新潮日本文学アルバム〈7〉
作品一覧、年譜、参考文献、写真、解説、など作者を知るのによい案内書である。...
倚松庵の夢 (中公文庫)
根津松子さんが、芥川龍之介ファンという関係で谷崎潤一郎氏と出会って親しくなり昭和10年に彼と結婚、昭和40年に谷崎氏が亡くなるまでの事、それからの事が詳しく書かれており、関心を惹かれました。 谷崎......
永井荷風ひとり暮し (朝文庫)
荷風ファンの書いた、作品論でも人物論でもない、荷風のエピソード集である。どれも荷風ファンなら知っていることではあるけれども、著者の文章は再び楽しませてくれる。...
永井荷風 ひとり暮らしの贅沢 (とんぼの本)
まるで月刊のように、より正確なら季刊のように続々と発売される永井荷風本の最新刊、長いファンには既知の事柄ばかりですが、甥で養子となった近親者による本であることが高ポイントでしょう、
浅草、市川、隅......
荷風と東京―『断腸亭日乗』私註
著者は「断腸亭日乗」を読みながら荷風を考えてゆく。焦点は荷風の老人趣味にあたっている。作品を読んだあとに参考書としても使え、これまで何度も拾い読みしている。...
荷風さんの戦後
昭和20年、荷風66歳の3月10日の東京大空襲で麻布の偏奇館を蔵書とともに焼かれる。その浩瀚な日記『断腸亭日乗』3月9日の項に「下弦の繊月凄然として愛宕の山の方に昇るを見る、荷物を背負ひて逃来る人......
図説 永井荷風 (ふくろうの本/日本の文化)
河出書房新社の図説シリーズ最新刊、カラーページで構成されたいわゆるムック本、永井荷風の生涯と作品紹介がコンパクトにまとめらたファンには便利な内容、おそらく川本三郎の荷風関連エッセイ本の読者を最大の購......
永井荷風 新潮日本文学アルバム〈23〉
豊富な写真がうれしい。簡単な著作一覧や参考文献は役に立つ。...
荷風極楽 (朝日文庫)
荷風ファンが著した肩のこらない荷風本なので、荷風ファンはじゅうぶん楽しめる。...
私説昭和文学
長いことビックコミック系の雑誌に長編を発表し続けてきた作家だが、
『岳人列伝』を始め、その短編にもきらりと光るものがある。
この作品は、当時上製版で出たためか手に入りづらく見たことがなかったが、
装......
荷風のリヨン―『ふらんす物語』を歩く
旅をする時、ガイドブックや添乗員さんから通り一遍の歴史や謂われを聞かされながら街を見て歩くのは、短い時間にいろんなことを見て知ることが出来るので悪くはないけれど、もっとずっと充実感を得られる旅として......
荷風の永代橋
草森も、もういい歳のはずなのだが、あいかわらず頑張ってる草森の姿が伝わってくる良書。本書は荷風の日記を熟読玩味しながら、荷風の生き様とその時代を精密かつ大胆に活写する。草森らしい細部へのこだわりが、......
父 荷風
荷風は著者・甥永光を養子にした。26歳年下の弟大島一雄の子である。一雄は遊び人であったが文筆に親しみ「荷風先生」と呼び、荷風を人一倍尊敬していた。
〈書面だけの〉養子になったのは、昭和19年3月、......
荷風散策―紅茶のあとさき (新潮文庫)
知的なもの、真なる芸術性に触れることはどれほど、精神を解き放ってくれるか。先生の触れる荷風ろ過による江戸情緒。美的な清涼剤が、脳髄のみならず、五臓六腑を癒してくれる。
随筆と呼び習わしてしますに......
荷風さんと「昭和」を歩く
荷風が、特にあの戦争の時期を超越したかのように生きたことは『断腸亭日乗』などを読むとまずおおよそは理解できる。しかし、あのぶっきらぼうな書き方からはよく分からずに流し読むところも多い。そこで、荷風の......
高村光太郎 (講談社文芸文庫)
高村光太郎の思想的背景を知るための本格書である。
光太郎の母胎は父光雲だった。青春期は欧米の社会に暮らし、その文物に触れ、彫刻や詩の世界を知って帰朝した後の彫刻家・詩人光太郎は、母胎への反発と、......
『智恵子抄』の世界
たぐいまれなる愛の詩集といわれた『智恵子抄』。もちろん詩集自体の価値も高く、読み通すだけで「徹頭徹尾苦しく悲しい詩集」と高村光太郎自身が語ったその愛の奇跡に触れることは可能ですが、細部に渡る精密かつ......
高村光太郎・智恵子―変わらぬ愛をつらぬいたふたつの魂 (小学館版学習まんが人物館)
あまりにも早い時代に芸術家を目指して試行錯誤を繰り返した高村光太郎。
家と男性社会の中に真っ向から対決して光太郎と恋に落ちる女性、長沼智恵子。
この二人の出会いと別れと伝説の物語です。
家も社会から......
「高村光太郎」という生き方
この本は知人の紹介で読んでみた。
高村光太郎については「智恵子の夫」と「道程の作者」くらいの理解しかなく、彫刻家であるということすら知らなかった。
この本は、光太郎の出生〜原点〜智恵子〜晩年の生き方......
高村光太郎―智恵子と遊ぶ夢幻の生 (ミネルヴァ日本評伝選)
光太郎と言えば智恵子抄や、湖畔の乙女像。新宿中村屋、あのカリーで有名なレストランの3階には青年期の自画像があるのを最近知った。本業は美術家だったのかなと改めて感じた。 ぼんやりと知っていたことのな......
光太郎回想 (人間叢書)
高村豊周(高村光太郎の実弟の一人)の著述。タイトル通り兄光太郎の記憶が綿々と連ねられている。教科書にも高村光太郎の詩は載っているし、「智恵子抄」や「道程」などは読んだ人も多いはず。その読者層の中でも......
智恵子抄の光と影
顔にも表れているが、ロマンチストかつ愛情あふれる僕にとって「智恵子抄」は僕の座右の書であった。こんなにも恋情あふれ、情緒的かつ追慕の念でつづられる折々の詩に心を打たれない人がいるだろうか(いやいない......
たけくらべ (河出文庫 現代語訳・樋口一葉【全5巻】)
「たけくらべ」「やみ夜」「十三夜」「わかれ道」「うもれ木」の現代語訳版が収められています。「樋口一葉の作品は読みづらい」「途中で投げ出してしまった」などという人も多かったので、現代語で出されたのは良......
ちびまる子ちゃんの樋口一葉 (満点人物伝)
話の導入はさくらももこが、伝記の部分は高橋由佳利が漫画を描いています。
現代っ子を代表するまる子が、まるでこの本を手に取って読まんとする子どものようです。
合間にもさらくももこの4コマ漫画や監修の先......
樋口一葉「いやだ!」と云ふ (集英社新書)
タイトルは、樋口一葉の作品に「厭だ」という言葉が良く使われているところからつけられています。なるほど、そうだったかな、とそれを知るだけで樋口一葉の扉が開いたような気がしました。一葉の作品を通して、一......
絵で読むあらすじ日本の名著―1話5分で名作が読める!
先ほど読み終えました!
ゆるいイラストと、読みやすくておもしろい文章が、やみつき!!
今までの他のあらすじ本とは全く違う。
文章自体におもしろみを感じるし、絵が笑える。
それなのに、しっかりと感動し......
樋口一葉に聞く (文春文庫)
五、六年前から古書店街で同名の単行本を探していた。書名は忘れてしまったがある本の巻末載っていて是非読みたいと思った。それがなんと文庫本になっていたとは。 「頭痛・肩凝り樋口一葉」とは......
一葉の口紅 曙のリボン (ちくま文庫)
一葉と、同時代に生きた木村曙という女性とのダブルヒロインもの。一葉自身早死にだったので長い話ではないし、読みやすい文章でさくさく読めます。当時女性は「書く」ことも大変だったんだなあというありきたりな......
「最後の一葉」はこうして生まれた―O.ヘンリーの知られざる生涯 (角川学芸ブックス)
O・ヘンリーは、南北戦争たけなわの1862年にノース・カロライナ州(南部)に生まれました。
3歳の時、ようやく南北戦争が終わりましたが、おなじ年に母を亡くします。叔母の教える私塾で学び、叔父の店......
樋口一葉の手紙教室 (ちくま文庫)
本書は一葉唯一生前の著書『通俗書簡文』(博文館発行)の紹介をしている。
明治29年11月23日満24歳で亡くなるが、高熱にあえぎながら3月中頃脱稿された。
分類すると、季節の便り、祝いの文......
樋口一葉 (女性作家評伝シリーズ (1)) (女性作家評伝シリーズ (1))
大学の卒論作成に当たり、担当の教授先生が「樋口一葉を知るために、なかなか面白い一冊ですよ」と薦めてくれたのが、この本です。とても読みやすく、わかりやすい本で、樋口一葉の一生や作品の執筆の様子、人間関......
一葉からはじめる東京町歩き
なぜ「一葉からはじめる」のかを問うのは、野暮というものだろう。他の誰を持ってきても、異存があるかもしれないが、この人にはその心配ははないであろう。
夭折の天才作家・一葉を偲ぶ下町竜泉寺界隈の散歩......
樋口一葉の世界 (平凡社ライブラリー)
「にごりえ」「たけくらべ」を読んであの文体に辟易したわたくしが次に読んだのが本書です。第一部は一葉が生きた明治という時代を女性という観点から斬ったものです。時代背景について理解することは作品への取......
一葉の日記 (講談社文芸文庫)
一葉の日記は「史料価値」ばかりではなく「私小説的価値」もあるという観点で捉えた評伝である。
著者は「一葉研究は小説を書くための捨て石」とまで言いながら、全ての日記を精細に検証する。
微に入り細を......
一葉の「たけくらべ」 ビギナーズ・クラシックス 近代文学編 (角川文庫ソフィア)
内容は、素晴らしいと思います。
本文もスラスラ読めるように配慮されています。
しかし!
途中何か所かあるコラム(?)が鬱陶しかったです。
なんだか、無理やり”才色兼備・樋口一葉”像を作り上げようとし......
一葉 (講談社文庫)
【いとおしいー】この書き出しから、読者の心を惹き付け放さない。
続く一文は、初冬の夕暮れのひととき、すえたような黴の匂い、鬢付け油のしみ込んだ夜具の肌ざわり、薬湯の苦さに血痰のぬめり、どれもこれも【......
一葉の四季 (岩波新書)
「命薄けれど徳薄からず才名千載留まらん」「たけくらべ」「にごりえ」などの名作を遺して僅か24年の生涯を閉じた明治の作家 樋口一葉。長年彼女に魅かれ続け、その作品を読めば読むほど「他人とは思えなくなっ......
エレクトラ―中上健次の生涯
私自身の中上健次との出会いは「地の果て 至上の時」。
そこからさかのぼって作品を読んで行く方向と、
作品をリアルタイムで読んでいく方向との2方向で付き合ってきた。
作品世界の豊饒さと読み解く順の交錯......
坂口安吾と中上健次 (講談社文芸文庫)
安吾論冒頭で、「比喩にまみれて底の見えない議論にはもううんざりだ」と宣言しているが、言語が本質的に比喩でしかない以上、比喩=言語に頼らず議論ができると、いい歳して妄言している柄谷の手になる本書は、そ......
貴種と転生・中上健次
本書は87年刊行版の「貴種と転生」の増補改訂版であり、ちくま学芸文庫版は本書をそのまま文庫化したものです。文庫版の方が、増補改訂版なので、そちらをお勧めします。...
書くことの戦場―後藤明生・金井美恵子・古井由吉・中上健次
読むことは、僕らを書くことへと誘う。書くとは、どういうことか?書くとは、すでにどこかで触れてしまったものから、完全には離反することができない、その不可能のなかで、それでも離反しようと足掻きながら、言......
たけくらべ (河出文庫 現代語訳・樋口一葉【全5巻】)
「たけくらべ」「やみ夜」「十三夜」「わかれ道」「うもれ木」の現代語訳版が収められています。「樋口一葉の作品は読みづらい」「途中で投げ出してしまった」などという人も多かったので、現代語で出されたのは良......
ちびまる子ちゃんの樋口一葉 (満点人物伝)
話の導入はさくらももこが、伝記の部分は高橋由佳利が漫画を描いています。
現代っ子を代表するまる子が、まるでこの本を手に取って読まんとする子どものようです。
合間にもさらくももこの4コマ漫画や監修の先......
樋口一葉「いやだ!」と云ふ (集英社新書)
タイトルは、樋口一葉の作品に「厭だ」という言葉が良く使われているところからつけられています。なるほど、そうだったかな、とそれを知るだけで樋口一葉の扉が開いたような気がしました。一葉の作品を通して、一......
絵で読むあらすじ日本の名著―1話5分で名作が読める!
先ほど読み終えました!
ゆるいイラストと、読みやすくておもしろい文章が、やみつき!!
今までの他のあらすじ本とは全く違う。
文章自体におもしろみを感じるし、絵が笑える。
それなのに、しっかりと感動し......
樋口一葉に聞く (文春文庫)
五、六年前から古書店街で同名の単行本を探していた。書名は忘れてしまったがある本の巻末載っていて是非読みたいと思った。それがなんと文庫本になっていたとは。 「頭痛・肩凝り樋口一葉」とは......
一葉の口紅 曙のリボン (ちくま文庫)
一葉と、同時代に生きた木村曙という女性とのダブルヒロインもの。一葉自身早死にだったので長い話ではないし、読みやすい文章でさくさく読めます。当時女性は「書く」ことも大変だったんだなあというありきたりな......
「最後の一葉」はこうして生まれた―O.ヘンリーの知られざる生涯 (角川学芸ブックス)
O・ヘンリーは、南北戦争たけなわの1862年にノース・カロライナ州(南部)に生まれました。
3歳の時、ようやく南北戦争が終わりましたが、おなじ年に母を亡くします。叔母の教える私塾で学び、叔父の店......
樋口一葉の手紙教室 (ちくま文庫)
本書は一葉唯一生前の著書『通俗書簡文』(博文館発行)の紹介をしている。
明治29年11月23日満24歳で亡くなるが、高熱にあえぎながら3月中頃脱稿された。
分類すると、季節の便り、祝いの文......
樋口一葉 (女性作家評伝シリーズ (1)) (女性作家評伝シリーズ (1))
大学の卒論作成に当たり、担当の教授先生が「樋口一葉を知るために、なかなか面白い一冊ですよ」と薦めてくれたのが、この本です。とても読みやすく、わかりやすい本で、樋口一葉の一生や作品の執筆の様子、人間関......
一葉からはじめる東京町歩き
なぜ「一葉からはじめる」のかを問うのは、野暮というものだろう。他の誰を持ってきても、異存があるかもしれないが、この人にはその心配ははないであろう。
夭折の天才作家・一葉を偲ぶ下町竜泉寺界隈の散歩......
樋口一葉の世界 (平凡社ライブラリー)
「にごりえ」「たけくらべ」を読んであの文体に辟易したわたくしが次に読んだのが本書です。第一部は一葉が生きた明治という時代を女性という観点から斬ったものです。時代背景について理解することは作品への取......
一葉の日記 (講談社文芸文庫)
一葉の日記は「史料価値」ばかりではなく「私小説的価値」もあるという観点で捉えた評伝である。
著者は「一葉研究は小説を書くための捨て石」とまで言いながら、全ての日記を精細に検証する。
微に入り細を......
一葉の「たけくらべ」 ビギナーズ・クラシックス 近代文学編 (角川文庫ソフィア)
内容は、素晴らしいと思います。
本文もスラスラ読めるように配慮されています。
しかし!
途中何か所かあるコラム(?)が鬱陶しかったです。
なんだか、無理やり”才色兼備・樋口一葉”像を作り上げようとし......
一葉 (講談社文庫)
【いとおしいー】この書き出しから、読者の心を惹き付け放さない。
続く一文は、初冬の夕暮れのひととき、すえたような黴の匂い、鬢付け油のしみ込んだ夜具の肌ざわり、薬湯の苦さに血痰のぬめり、どれもこれも【......
一葉の四季 (岩波新書)
「命薄けれど徳薄からず才名千載留まらん」「たけくらべ」「にごりえ」などの名作を遺して僅か24年の生涯を閉じた明治の作家 樋口一葉。長年彼女に魅かれ続け、その作品を読めば読むほど「他人とは思えなくなっ......
漱石の思い出 (文春文庫)
”実家に帰れ”、”離縁する”。腹立ち紛れに時に暴力をふるう夫と、静かにしかし頑固に居直る妻。漱石にとって鏡子夫人は、憎らしくも頼もしい、肝っ玉かあさんだったのかな。出て行けと叫びながら、7人もこども......
漱石文明論集 (岩波文庫)
実は小説よりも好きかもしれない。特に好きなのは明治三十四年三月二十一日の日記。「未来は如何あるべきか。自ら得意になるれ。自ら棄る勿れ。黙々として牛の如くせよ。孜々として鶏の如くせよ。内を虚にして大呼......
マルクスその可能性の中心 (講談社学術文庫)
この本はマルクス主義の本でもなければ、マルクスの考えを好意的に解釈しようという試論でもない。あくまでマルクスの「可能性」を検討したものであって、柄谷はマルクスのいまだ「思惟されていない」部分を読み取......
学生と読む『三四郎』 (新潮選書)
《成城大学という場で、ある教授が学生たちに文学を教える行為をめぐる詳細な記述》を読むことを通じて、読者は「文学を学ぶことの意味」もっと言えば「人生を生きる意味」について深く向き合わざるを得ない構造......
漱石と三人の読者
漱石が「顔のはっきり見える読者」、「何となく顔の見える存在としての読者」、「顔のないのっぺりとした存在としての読者」という「三人の読者」を区別し、各々に異なる読みが可能となるように書いたという仮定......
文豪ナビ 夏目漱石 (新潮文庫)
やまだかって、このような解説本は日本にはなかったのではないだろうか。私の中・高校生時代にこのような解説本があれば、もう少し国語の時間が面白くなっていたかもしれない。漱石は、日本人であればなんらかの......
漱石・子規往復書簡集 (岩波文庫)
E-mailが普及して、年賀状以外は手紙を書かなかった人も、声ではなく文で互いのことを伝え合うのが増えてきましたね。便利ですよね。で、「会いたい。でもなかなか会えない人」とは電話・メールが無いころは......
『こころ』大人になれなかった先生 (理想の教室)
この本で展開される論理は即ち、先生は親殺しできなかった→大人になれなかったということだけです。フロイト的に解釈すれば確かにそうだが、そんな解釈をすることに一体どんな意味があるのでしょうか?先生が「子......
漱石を読みなおす (ちくま新書)
シンプルな漱石についての本です。新書ということもあってか特に目新
しい発見はないです。
歴史学的観点から考察していのが特徴です。その点もあってよくわか
らない所も多いです。
テクスト論に興味の......
夏目漱石を読む
講演を文章化した本なのですらすら読め、初期の猫から絶筆の明暗まで順を追って述べられているので、漱石文学の大まかな流れが把握できるわかりやすい構成になっている。特に新しい読み方が提示されているわけで......
夏目漱石―決定版 (新潮文庫 (え-4-2))
「日本の作家について論じようという時、ぼくらはある種の特別な困難を感じないわけには行かない。西欧の作家達は堅固な土台を持っている。ぼくらはその上に建っている建物のみを、あるいはその建物の陰にいる大工......
漱石日記 (岩波文庫)
英国、天皇家、家庭をときにイラつきながらぶった切る、公開を前提としては絶対に書かれえなかった漱石の息遣いが見に伝わってきます。100年以上前の漱石のスタンスは現代でも十分に通用する奥行きのあるものと......
漱石を書く (岩波新書)
同時代作家というのが見つけにくい現在、島田雅彦は明らかに「同時代」作家だろう。もっとも「挑戦者」のイメージで登場した頃(『優しいサヨクのための嬉遊曲』、あるいは『僕は模造人間』)に比べればずいぶんイ......
漱石書簡集 (岩波文庫)
漱石の人柄・誇り・心の暖かさがよく伝わってくるだけではなく、書簡そのものが一つの文学作品のような美しさを持っています。小生は特に芥川等の弟子に宛てた長い書簡に感動しました。当時、無名であった一学生に......
写真集 三島由紀夫 ’25~’70 (新潮文庫)
三島由紀夫の幼少時から自決した日までの写真を収めて居る他、自筆の原稿、自宅の風景、上演された三島作品(戯曲)の舞台写真などをも収めた貴重な写真集である。『サド侯爵夫人』を上演するスウェーデン国立劇......
三島由紀夫―剣と寒紅
三島由紀夫作品が好きなので、こちらも興味をそそられて購入しました。
ただ、ちょっと筆者の主観的な妄想のような回想が入り過ぎていて
読みにくいというか、濃すぎて飽きてきてしまいます。
小説なのか、自......
「三島由紀夫」とはなにものだったのか (新潮文庫)
橋本治と三島由紀夫の意外な組み合わせに興味本位で手にしたが、橋本が三島の生涯と作品に本格的に格闘しており、読み終えた今充実感を覚えている。これまでに読んだ橋本の本では、饒舌体でシニカルな文章に馴染......
三島由紀夫―没後35年・生誕80年 (KAWADE夢ムック)
三島由紀夫。僕が小学校低学年の時に初めて社会に参加した、いや、せざるを得ない程の報道、そして著名な人間の切腹…という行為があったため、幼かった僕らは遊んでいた場所から歩いても20分かからない市ヶ谷駐......
三島由紀夫と楯の会事件 (角川文庫)
三島事件の衝撃は、団塊の世代といわれる昭和20年代以降の世代には、当時の「進歩的文化人」の跳梁跋扈した社会背景の中で、「日本とは何か」「自分のアイデンチティーは何か」を問うた事件であった。
不幸......
314―三島由紀夫の仇討ちが始まった
どの本をみたら“ひかり”のことがわかるのか探している方にお勧めです。著者が教わったときのことがわかりやすく書いてあります。
自分の周りの出来事が不思議な糸で結ばれているかも、と感じさせられる本でした......
文豪ナビ 三島由紀夫 (新潮文庫)
僕は三島由紀夫さんの「最期」に興味を持ち、三島由紀夫さんの小説を読み始めました。
ですが、恥ずかしながら文体が難しくなかなか理解が出来ませんでした。
そんなとき、この「文豪ナビ 三島由紀夫」の本に出......
「兵士」になれなかった三島由紀夫
興味深い内容なところもありますが、もう三島に関しての「あの筋肉は見せかけだけで実は体力は無い、運動神経が鈍い」「コンプレックスが激しい」的ツッコミ抜きの本が読みたいです。三島の生き方はコンプレックス......
果し得ていない約束―三島由紀夫が遺せしもの
「果し得ていない約束」を果すために三島由紀夫は36年前、市谷駐屯地で演説後自刃した。
井上氏は三島氏の遺言(「あとに続く者あるを信じて・・・」)を再読することにより、自身の「果し得ていない約束」を最......
ペルソナ―三島由紀夫伝 (文春文庫)
1 官僚制、合理化の中で、人間性を輝かそう
としたが、現実に、おしつぶされた、
といった感じです。
2 ただ、文学は残る、ということでしょうか。三島の美しい文体は、どこから生まれたのか?それを探......
平凡パンチの三島由紀夫
“三島本”って、どうしても著者、編者の“三島物語”になりがちだけど、この本は、三島の断片が、無理に整合性をつけることなく提示されていて、新しい発見がいっぱいあった。ハンバーグの喰い方とか、その明る......
三島由紀夫が死んだ日 あの日何が終わり が始まったのか
三島由紀夫が衝撃的な自殺を遂げて早35年。
三島の自殺を知らない私のような世代にとって、三島由紀夫の自殺とは一体何だったのか、という歴史を知るにはうってつけの本である。
数多くの知識人たちが、三......
三島由紀夫の現場
本書は『三島由紀夫“以後”』『三島由紀夫はなぜ日本回帰したのか』に続く、著者の三島三部作の完結編である。当時少しでもものごころのついていた人間であるならば、昭和45年11月25日の事件を忘れることな......
村上春樹の隣には三島由紀夫がいつもいる。 (PHP新書)
タイトルにひかれて読んでみたが、駄目だった。
こじつけとしか思えない強引な内容で辟易した。
この著者のことを「批評家」、この著書のことを「批評」としてもいいものだろうか? 学生の妄想のレベルで......
三島由紀夫が復活する
「べつに死ななくてもいいのに・・・」と思った。
アノ小室氏が、三島氏を書いているのだが、読んでみたが「うーん…」とよく分からんかった。
とにかくこの事については最後、グレン・ミラー氏の言ってた......
おおすめサイト
結婚相談所 東京
結婚相談所 東京(恵比寿)に事務所を構えております弊社は、癒しと出会いの結婚相談所でございます。結婚相談、カウンセリング、恋愛結婚講座など出会いから充実した結婚生活までサポート致します。結婚相手をご紹介するだけでなく、恋愛や人間関係、仕事上のご相談も含め定期的なカウンセリングを行っています。
結婚相談所 東京(恵比寿)に事務所を構えております弊社は、癒しと出会いの結婚相談所でございます。結婚相談、カウンセリング、恋愛結婚講座など出会いから充実した結婚生活までサポート致します。結婚相手をご紹介するだけでなく、恋愛や人間関係、仕事上のご相談も含め定期的なカウンセリングを行っています。
プロテイン
プロテイン をはじめ、 各種サプリメントを多数扱っています。お求めやすい価格で良い品をご提供します。筋力トレーニングに最適なグッズも多数取り扱っていますのでどうぞごゆっくりご覧ください。ダイエットやトレーニング情報も満載です!
プロテイン をはじめ、 各種サプリメントを多数扱っています。お求めやすい価格で良い品をご提供します。筋力トレーニングに最適なグッズも多数取り扱っていますのでどうぞごゆっくりご覧ください。ダイエットやトレーニング情報も満載です!
相続
相続のことならお任せ下さい。私どもは専門家としての技術と魂の継承を図りつつ、お客様の財産や思いのスムーズな継承をサポートしてゆきます。お客様の大切な「財産」や「思い」の承継をサポートいたします。
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管理栄養士
管理栄養士 の皆さんに向けて、指導に役立つ最新の情報を目的に応じてわかりやすく整理したサイトです。特定保健指導をはじめ、さまざまな食事指導の場面に役立つ情報が満載です。皆さまの知識のブラッシュアップやスキルアップにぜひご活用ください。
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薄毛
薄毛と闘うSNSサイト。育毛や発毛に悩むなら、みんなで情報交換しませんか?髪に関連するテーマについて、みんなで意見交換!薄毛を気にしてる方もそうでない方も大歓迎!普段口に出すことができない薄毛の悩みを、共通のコンプレックスを抱えているユーザー同士が共有することでその対策法などを情報交換することができます。
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ストラップ
ストラップを100本から制作可能です。オリジナルストラップを低価格・短納期でご提供いたします。お見積はもちろん無料!安心の国内生産。老舗アクセサリーメーカーだから他社にはない豊富な素材で、名入れから特注品までオリジナルストラップをご提供いたします。
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デジカメプリント
デジカメプリントはネット注文ならフジカラー写真現像が50%OFF以上も、品質保証と後払いで安心。当店では最高品質のフジカラーデジカメプリントを写真のプロが1枚1枚丁寧に仕上げるので、安心してネットプリントをご利用いただけます。各種決済あり。MacもOK。
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床暖房
床暖房ならお任せください。電気式床暖房システムの最高峰を目指す画期的なサーモフルヒーターは堅牢構造なので、施工時のトラブルもほとんどあ有りません。長期に渡り安心してご使用いただけるものを提供しています。
床暖房ならお任せください。電気式床暖房システムの最高峰を目指す画期的なサーモフルヒーターは堅牢構造なので、施工時のトラブルもほとんどあ有りません。長期に渡り安心してご使用いただけるものを提供しています。
まつげエクステ
まつげエクステで手軽に変身!結婚式、パーティー、同窓会など、普段よりちょっとハデめになりたいときはこれ!まつげエクステを目尻に2〜3本植えるだけで効果的面。美しい横顔に大変身します。興味のある方はぜひご相談ください。
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プレゼント
プレゼント情報・知って得する情報満載コーナー。女性向けの新着情報や懸賞、モニター、サンプル、試写会情報など。女性には目が離せない情報がいっぱいのサイトです!毎日の生活が楽しくなるかも・・!
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